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インフルエンサーマーケティングとコンテンツマーケティングの違いは?併用メリットも!

インフルエンサーマーケティングとコンテンツマーケティングは、混同されることも多いマーケティング施策です。しかし両者には明確な違いがあり、それぞれの強みを生かすことで、マーケティングの効果を高められます。
この記事では、インフルエンサーマーケティングとコンテンツマーケティングの違いや、両者を併用しマーケティング効果を高める方法について解説します。

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インフルエンサーマーケティングとコンテンツマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、インターネット上で大きな影響力をもつ「インフルエンサー」の発信を介して、企業がPRしたい商品やサービスを、ダイレクトに消費者に届ける施策を指します。
主に、InstagramやTwitterをはじめとするSNSを中心に用いられ、消費者の共感や信頼を生み出すために欠かせない、マーケティング施策の一つです。

一方、コンテンツマーケティングとは、Webサイトやブログ、ウェビナーなど、さまざまな形式でコンテンツ(情報)を発信し、企業がPRしたい商品やサービスについて、消費者に興味を持ってもらう施策を指します。
インフルエンサーマーケティングと異なり、ダイレクトに商品やサービスを紹介するわけではなく、比較的長い期間をかけて消費者を「ファン化」する施策と言えるでしょう。

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コンテンツマーケティングの課題

前述したように、コンテンツマーケティングは、消費者にブランドのファンになってもらうことを目指します。
そのため、コンテンツマーケティングの影響を受けた消費者は、そのブランド自体に良い印象をもつことから、購買行動につながる効果が高いと考えられるでしょう。
一方で、インターネット上には、Webサイトやブログ、ウェビナーといった、さまざまなコンテンツが溢れており、アプローチしたいターゲットにピンポイントで届かないという問題も起きているようです。
その点、インフルエンサーマーケティングは、届けたいターゲットに確実に訴求できるという最大のメリットがあります。
すでにコンテンツマーケティングに取り組んでいる場合は、インフルエンサーマーケティングを併用することで、コンテンツマーケティングの弱みをカバーできるのです。

コンテンツマーケティングにインフルエンサーの強みをプラス

コンテンツマーケティングにおいて、インフルエンサーの力を借り、魅力的なコンテンツを共有・発信することで、以下のようなメリットが生まれるでしょう。

  • ターゲットに確実に訴求できるため、コンテンツ作成に投じた時間や費用が無駄にならない
  • インフルエンサーは、ターゲットが好意的な反応を示すコンテンツを熟知しているため、効果的な発信が可能になる
  • 企業としての発信ではなく、一人の消費者としての発信が、広告感を和らげる
  • ターゲットとの接点をつくり、そこからコミュニティを広げられる

例えば、インフルエンサーをゲストとして企業のブログに記事を投稿してもらったり、インフルエンサーのWebサイトに企業のコンテンツを掲載してもらったり、という方法が挙げられます。

マーケティングの効果を高める戦略を

インフルエンサーマーケティングとコンテンツマーケティングは、それぞれにメリットがあり、どちらも有効な施策です。
そして、インフルエンサーは、コンテンツマーケティングの「ターゲットにピンポイントで訴求しにくい」という弱みをカバーし、効果を高める力を持っています。
コンテンツマーケティングにインフルエンサーの強みを取り入れ、マーケティング施策の成果を高めてみてはいかがでしょうか。