Instagramには、通常の投稿機能以外にもさまざまな機能があります。その一つが、今回紹介する「リール」です。
本記事では、Instagramの「リール」の概要やストーリーズとの違い、リールを活用するうえでのコツについて解説します。
Instagramの「リール」とは?
Instagramの「リール(Reels)」とは、最大60秒間の縦型動画を投稿・視聴できる機能のことです。
2021年8月のアップデートにより、投稿・視聴できる動画の長さが「最大30秒間」から「最大60秒間」へと長くなりました。
リールは、リール内にある既存の音楽を使用したり、エフェクト(フィルター)を活用したりして、クオリティの高い動画を簡単に作りやすいのが特徴です。
通常の投稿と同様に、いいねやコメントをすることもできます。
Instagramのストーリーズとの違い
Instagramには、リールと似た機能に「ストーリーズ」があります。
ストーリーズとは、24時間で自動的に消える縦型動画を投稿・視聴できる機能のことです。
最大15秒間、分割すれば15秒間×4=最大60秒間の動画を投稿できます。
ストーリーズは、タイムラインには自分がフォローしているユーザーの投稿しか表示されない一方で、
リールは、自分がフォローしているかどうかに関係なく、ランダムに動画が表示される違いがあります。
つまり、ストーリーズよりもリールのほうが、不特定多数のユーザーに自分のコンテンツを届けやすいツールだといえるでしょう。
リールを活用する際のコツ
リールを活用するうえでのコツは、次の3点です。
- 人気のBGMで注目を集める
- 面白い・楽しい動画づくりを意識する
- 最初の数秒で動画の内容を伝える
それぞれのポイントについて確認していきましょう。
人気のBGMで注目を集める
リールでは、その動画で使われているBGMから、同じBGMの別の動画へと次々と探しに行くことができます。
すなわち、人気のBGMを使用して動画を作成すれば、より多くのユーザーに自分の動画を見てもらえる可能性が高くなります。
面白い・楽しい動画づくりを意識する
Instagram公式は、リール動画をつくる際の推奨ポイントを公表しており、そのなかに「面白くて楽しい動画」「今までにない新しい体験がされた動画」というポイントがあります。
誰かを喜ばせたり、笑わせたり、驚かせたりするような動画づくりを意識することで、「良い動画」として位置付けられやすくなるでしょう。
最初の数秒で動画の内容を伝える
リールは、不特定多数のユーザーに自分のコンテンツを届けやすいツールである一方、一つひとつじっくりと見てもらいにくいデメリットもあります。
動画の冒頭で興味を持たれなければ、ユーザーは次の動画へとすぐに移ってしまうでしょう。
そのため、冒頭3秒以内に動画の内容を訴求するなど、ユーザーを離脱させない工夫が必要です。
まとめ
Instagramのリールとは、最大60秒間の縦型動画を投稿・視聴できる機能のことです。
リールは、音楽やエフェクト(フィルター)を活用してクオリティの高い動画を作りやすいのに加え、不特定多数のユーザーに自分のコンテンツを届けやすいツールだといえるでしょう。
まだ使ったことがないという方は、この機会に活用してみてはいかがでしょうか。