すでに数多くの企業が取り組んでいる、インフルエンサーマーケティング。
成功する企業がいる一方で、失敗する企業もまた多いのが現状です。
そこで本記事では、インフルエンサーマーケティングが失敗する理由を大きく3つに分けて解説します。
インフルエンサーマーケティングに興味はあるけれど、失敗はしたくない!とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
【1】インフルエンサー選びで失敗
一口にインフルエンサーとはいっても、どのくらいの影響力があるか、どのSNSで活躍しているのか、どのようなジャンルが得意なのかなど多種多様です。
そのため、最適なインフルエンサーの選び方がわからないという担当者の方も多いでしょう。
「ターゲットの世代に知名度があるから」「フォロワー数が多いから」などとなんとなくの理由でインフルエンサーを選んでしまうと、高確率でインフルエンサーマーケティングは失敗に終わってしまいます。
インフルエンサーを選ぶ際は、信頼できるインフルエンサーかを見極めることはもちろん、最低限以下の2点を検討することが大切です。
- どのような人(性別・年代・趣味など)にフォローされているインフルエンサーなのか(=ターゲットと細かい点までマッチするか)
- PRしたい商品やサービスの世界観と、そのインフルエンサーはマッチしているか
なお、インフルエンサーの選び方について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【2】PR投稿の内容や実施するタイミングで失敗
せっかく相性の良いインフルエンサーを起用できても、内容の薄いPR投稿をしてしまったら意味がありません。
日々数え切れないほどの投稿がなされるSNSでライバルとの差別化を図るためには、質の高い投稿をする必要があります。
併せて、インフルエンサーの個性を活かすことも意識しましょう。
なぜなら、企業目線でのPR投稿は、広告色が強くフォロワーに不快感を与えてしまう可能性があるからです。
また、インフルエンサーマーケティングを実施するのはいつでも良いわけではありません。
例えば、新商品の発表と同時にPRをする、ある程度認知が広まったうえでPRをするなど、目的によって実施のタイミングが変わってきます。
最大の効果を得るためにも、インフルエンサーマーケティングの目的を明確にし、最適なタイミングでインフルエンサーを起用するようにしましょう。
【3】ステルスマーケティングで失敗
ステルスマーケティング(ステマ)とは、広告行為であることを消費者に明かさずに、商品やサービスをPRする手法のことです。
もしステマをしてしまったら、インフルエンサーマーケティングの効果が得られないどころか、企業の信頼さえ失ってしまいます。
実際に、インフルエンサーを起用したステマによって炎上した例は過去に多数あります。
企業もインフルエンサーも信用を失わないために、PR投稿である旨はきちんと明記しましょう。
なお、ステルスマーケティングについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
インフルエンサーマーケティングが失敗する理由には、以下の3つがあります。
- インフルエンサー選びで失敗
- PR投稿の内容や実施するタイミングで失敗
- ステルスマーケティングで失敗
インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、上記項目で失敗しないよう、一つひとつのプロセスを丁寧に進めることが大切です。
とはいえ、自社ですべてを確実に進めるのは難しい面もあります。
インフルエンサーマーケティングを負担なく効果的に進めたいとお考えの方は、インフルエンサーマッチングプラットフォームのCastbookへお気軽にご相談ください。