ビジネスの場面でよく見られるキーワードに、「BtoB」「BtoC」があります。
これらは、インフルエンサーマーケティングにも密接に関係しているものですが、「BtoB」にはインフルエンサーの起用は向いていないという印象をお持ちの方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、インフルエンサーマーケティングが、「BtoC」だけでなく「BtoB」にも大きな効果を発揮する理由について解説します。
自社の施策と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてください。
そもそもBtoB・BtoCとは?
「BtoB(B2B)」とは、「Business to Business(企業から企業へ)」を略したものです。
すなわち、企業が企業に対して、商品やサービスを提供するビジネスモデルと言えます。
一方、「BtoC(B2C)」とは、「Business to Consumer(企業から消費者へ)」を略したもので、企業が消費者に対し、商品やサービスを提供するビジネスモデルです。
どちらもよく使われるキーワードですが、インフルエンサーマーケティングにおいては、BtoCの印象が強いかもしれません。
BtoBでもインフルエンサーマーケティングが効果的!3つの理由を紹介
例えば、インフルエンサーが消費者向けにコスメをPRする、というのはよく見られる光景です。
しかし、インフルエンサーが企業向けに商品やサービスをPRする施策もまた、効果的だと考えられます。以下で、その3つの理由を見ていきましょう。
企業の意思決定をするのはBtoC同様、個人である
BtoBとBtoCは、全くの別物として捉えられやすい概念かもしれません。
しかし、BtoBマーケティングのターゲットとなる企業も、どのような商品やサービスを取り引きするかを決めているのは「個人」なのです。
言い換えれば、BtoBも、BtoCと同様に「人対人」のビジネスと言えるでしょう。
そのため、BtoCのインフルエンサーマーケティングにおけるメリットは、BtoBの場合でも同様に得られると考えられます。
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ポジティブなブランドイメージを広められる
インフルエンサーは、特定のコミュニティに強い影響力を持っています。
そのため、企業向けの商品やサービスであっても、その魅力や信頼度の高さなどについて、ポジティブなイメージを効果的に広められます。
インフルエンサーから影響を受けた消費者が、さらにポジティブな投稿をし、また別の消費者へとつながっていくことも期待できるでしょう。
一般的なBtoBマーケティングでは届かない層にまで認知を拡大できるのは、大きなメリットだと考えられます。
インフルエンサーからフィードバックを受けられる
インフルエンサーは、それぞれの専門ジャンルにおいて、プロと言えるでしょう。
自社商品・サービスのジャンルに強い人を起用したうえで、単にPRしてもらうだけではなく、実際に商品を試してもらったり、企画段階から参加してもらったりと、新たな視点から意見を得ることができます。
先に述べた「企業の意思決定をするのは個人」という視点においては、得たフィードバックをもとによりよい商品に変えていくことで、意思決定をする「個人」にも効果的なPRが可能です。
インフルエンサーを起用してBtoB・BtoCマーケティングを強化しよう
インフルエンサーマーケティングは、対消費者であっても、対企業であっても、さまざまな効果が期待できます。
インフルエンサーの起用を盛り込むことで、自社のマーケティング施策を強化できるでしょう。
これまでインフルエンサーを起用したことがないという企業の方は、Castbookで最適なインフルエンサーを見つけてみてはいかがでしょうか。