Instagramでは、これまでは外部ツールを使わないと予約投稿ができませんでした。
しかし、2023年1月から、Instagramアプリ上での予約投稿が可能になっています。
そこで今回は、Instagramアプリでの予約投稿のやり方やポイントを解説するとともに、予約投稿のメリットを紹介します。
記事の最後では、Instagramでのインフルエンサーマーケティング投稿事例も紹介しているので、併せて参考にしてください。
Instagramの予約投稿のやり方とポイント
まずは、Instagramアプリでの予約投稿のやり方を紹介します。
基本的なやり方は、次のとおりです。
<基本>
- 通常の投稿と同様に、投稿したいコンテンツ(写真や動画)を選択します。
- 新規投稿の編集画面の一番下にある「詳細設定」をタップします。
- 「この投稿を日時指定」をオンにして、日時を設定します。
「投稿を予約したが削除したい・日時を変更したい」といった状況になることもあるでしょう。
その場合は、次の方法で投稿を編集してください。
<予約投稿の編集>
- アカウントトップページの画面右上の三本線をタップします。
- 「日時指定済みコンテンツ」をタップします。
- 編集したいコンテンツの右上にある「…」をタップし、「削除」「日時を変更」「今すぐシェア」のいずれかを選びます。または、編集したいコンテンツそのものをタップし、「投稿を編集」を選びます。
なお、Instagramアプリで予約投稿をする際には、次のポイントも押さえておきましょう。
プロアカウントに設定しておく
Instagramのアカウントには、通常のアカウントと「プロアカウント」があります。
Instagramの予約投稿をするなら、あらかじめプロアカウントに設定しておかなければなりません。
プロアカウントには、「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類がありますが、予約投稿はどちらでも可能です。
どちらを選べば良いか迷う方は、以下の記事を参考にしてください。
指定できる日時は20分後から
Instagramの予約投稿で指定できる日時は、現在時刻の20分後からです。
「今から5分後」などは指定できないため、余裕を持って設定を済ませておきましょう。
フィード投稿・リール投稿に対応している
予約投稿機能は、現時点でフィード投稿とリール投稿のみに対応しています。
ストーリーズでは使用できないので、注意しましょう。
Instagramで予約投稿するメリット
Instagramアプリで予約投稿するメリットは、大きく分けて「狙った時間に投稿できる」ことと、「業務を効率化できる」ことです。
ここでは、それぞれのメリットについて紹介します。
狙った時間に投稿できる
コンテンツを投稿する時間によって、得られる反応には大きな差が出ます。
インフルエンサーマーケティングの成果を上げるためには、最適な投稿時間を探し当て、その時間に投稿することが大切です。
もちろん、予約投稿機能を使わなくても、狙った時間を見計らって投稿することも可能です。
しかし、業務外の時間に投稿作業をしなければならなかったり、投稿のために他の業務に制限が出たりと現実的ではないでしょう。
業務を効率化できる
その都度「投稿を作成→実際に投稿」という手順をふまなくても、一度にまとめて投稿を作成して投稿日時を指定しておけば、あとは自動で投稿されます。
担当者の方がやりやすいタイミングで投稿作業の流れを作れるため、業務効率化につながるでしょう。
予約投稿するなら「利用率の高い時間帯」から始めるのがおすすめ
前章にて、「コンテンツを投稿する時間によって得られる反応に大きな差が出る」とお伝えしましたが、ターゲット層などのさまざまな条件により、最適な投稿時間は異なります。
はじめから最適な投稿時間はわからないため、投稿を繰り返して見つけていかなければなりません。
そこで、最初は一般的に反応が得やすいと考えられる、「利用率の高い時間帯」から始めてみるのがおすすめです。
利用率の高い時間帯は、大きく分けて次の3つです。
- 通勤や通学の時間帯:7~8時頃
- ランチタイムの時間帯:12~13時頃
- 就寝前までの時間帯:20~22時頃
投稿のおすすめの時間帯については、以下の記事でも解説しているので、併せて参考にしてください。
【参考】Instagramでのインフルエンサーマーケティング投稿事例
Instagramの予約投稿機能は、インフルエンサーマーケティング投稿にも活用できます。
最後に、Castbookで実施したインフルエンサーマーケティングの投稿事例を2つ見てみましょう。
【事例1】
佐達ももこ(@sadamomodayo)さんは、3.6万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。
こちらの投稿では、「BOBBI BROWN クッションファンデーション」をPRしています。
商品の雰囲気に合う背景での写真により、商品の魅力を引き出しています。
また、当該商品を使用したインフルエンサー自身の写真も載せることで、説得力を高められているでしょう。
【事例2】
ユキノさん(@ykn__1220)は、5.2万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。
こちらの投稿では、「LBティントザブラッシュ テラコッタ」をPRしています。
商品単体ではなく、ヘアスタイルやファッションなどとのトータルでのバランスも考えられているため、訴求力が高いといえるでしょう。
また、人と被らない2枚目のような写真は、「自分も同じような写真を撮ってみたい」と思わせる効果があります。
※投稿事例に関する各情報は、本記事執筆時点(2023年6月)のものです。
まとめ
Instagramアプリで予約投稿をする際は、以下のポイントを理解しておきましょう。
- プロアカウントに設定しておく
- 指定できる日時は20分後から
- フィード投稿・リール投稿に対応している
また、実際に予約投稿をするなら、利用率の高い時間帯も考慮してみてください。
適切な時間に予約投稿し、訴求効果を高めていきましょう。