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インフルエンサーマーケティングは意味がない?よくある誤解と効果を上げるポイント

InstagramをはじめとするSNS上で、大きな影響力を持つ「インフルエンサー」。
そんなインフルエンサーに自社商品・サービスをPRしてもらう「インフルエンサーマーケティング」は、マーケティング施策の主流となりつつあります。
しかし、インフルエンサーマーケティングを実施してみたものの思うような効果が上がらず、「インフルエンサーマーケティングは意味がない」と感じている担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「インフルエンサーマーケティング=意味がない」と感じてしまうケースや、効果を上げるポイント、成功したインフルエンサーマーケティング事例などを紹介するので参考にしてください。

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インフルエンサーマーケティングは意味がない?よくある誤解

「インフルエンサーマーケティングは意味がない」と感じている方のなかには、インフルエンサーマーケティングの進め方などを誤解している方も少なくありません。
ここでは、インフルエンサーマーケティングでよくある3つのケースを見てみましょう。

【ケース1】「PRを1回依頼してみたが効果が出なかった」

「初めて」かつ「1回限り」のインフルエンサーマーケティング施策で効果を上げることを期待する方は多くいます。
しかし、効果的なPR施策を実施できたとしても、あまり認知されていない商品やブランドの場合は、1回のPRのみで売上を大幅に増やすというのは難しいでしょう。
1回のPRのみで効果が上がりやすいのは、すでに認知度が高い商品やブランドが、新規顧客やリピーターの獲得を目指すケースです。
この点を理解していないと、インフルエンサーマーケティング=意味がないと感じてしまいます。

【ケース2】「フォロワー数の多いインフルエンサーを選んだが効果が出なかった」

数十万、数百万人のフォロワーを持つインフルエンサーに依頼すれば、必ず効果が出るという誤解も多くあります。
確かに、商品のイメージとフォロワーの属性がマッチしていれば、ある程度の効果は期待できるでしょう。
しかし、フォロワー数が多いということは、PRを依頼する際に発生するコストも高くなるということです。
結果として、費用対効果が悪くなる可能性があります。

【ケース3】「一度にたくさんのインフルエンサーを採用したが効果が出なかった」

予算をかけて、一度に採用するインフルエンサーの数を増やせば増やすほど効果が高まるという考え方にも注意が必要です。
インフルエンサーにPRを依頼することは、あくまでも「手段」であり「目的」ではありません。
採用したインフルエンサーに何をしてもらうのか、そのためにベストな採用人数は何人なのかを考えずにインフルエンサーマーケティングを実施すると、期待する効果は得られないでしょう。

インフルエンサーマーケティングを「意味がある」ものにするためのポイント

一般的なインフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーにPRを依頼するため、商品やサービスを無料で提供します。
したがって、思うような効果が得られないと、単に無料で商品を配布しただけ・サービスを無料で体験してもらっただけで終わってしまうでしょう。
ここでは、そうならないためのポイントを紹介します。

PR施策の目的をはっきりさせる

PR施策の目的を明確にすることは、インフルエンサーマーケティングの効果を高めるうえで非常に重要です。
商品やブランドの認知度の向上なのか、リピーターの獲得なのかなどを考えてから着手しましょう。

“適切な”インフルエンサーを選定する

インフルエンサーのメジャーな選び方には、次の3つがあります。

• フォロワー数で選ぶ
• エンゲージメント率で選ぶ
• インフルエンサーの投稿内容やアカウントの世界観で選ぶ

前述のとおり、「フォロワー数は多ければ多いほうが効果が高い」とは限りません。
そのため、フォロワー数を参考にしつつ、エンゲージメント率や投稿内容・世界観などもしっかりと分析したうえで選びましょう。

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購入・契約までの導線をきちんと設計する

PR施策の目的が売上アップなどの場合、商品の購入またはサービスの契約までの導線を適切に設計しておかなければなりません。
導線が設計されていないと、「購入したくてもどうすれば良いかわからない」「購入までの手間がかかりすぎる」といったことが起こり、せっかく興味を持ってくれたユーザーも面倒に感じて離脱してしまいます。

高いPR効果を得られたインフルエンサーマーケティング事例

最後に、高いPR効果を得られた2つのインフルエンサーマーケティング事例を紹介します。

【事例1】


約4.5万人のフォロワーを抱える、インフルエンサーのMAYU(@mayu19900323)さんによるPR投稿です。
「Oh! Baby ボディ スムーザー」について、キャプションやタグ付けから商品の提供元のアカウントに飛べるようになっており、導線が意識されています。
また、フォロワーが真似したくなる構図・撮り方の写真を用いることも、高いPR効果を得るためのポイントです。

【事例2】

約11.1万人のフォロワーを抱える、インフルエンサーのななまる(@beer___624)さんによるPR投稿です。
「LBマーブルハイライト ヴィーナスグロウ」について取り上げています。
この投稿がPR効果を得られた理由の一つに、写真と動画の併用が挙げられるでしょう。
特に美容・コスメジャンルのPRの場合は、動画を用いて使用感をわかりやすく伝えるのがおすすめです。

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まとめ

インフルエンサーマーケティングは、進め方次第で「意味がない」ものにも「意味がある」ものにもなり得ます。
インフルエンサーマーケティングを意味があるものにするためには、PR施策の目的を明確にすることが重要です。
そのうえで、適切なインフルエンサーの選定や、購入までのスムーズな導線の設計を行いましょう。

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