インフルエンサーマーケティングで使用される、Instagram(インスタグラム)。
皆さんは「ハッシュタグ」を積極的に活用できているでしょうか?
今回は、InstagramのPR投稿におけるハッシュタグの効果的な付け方を、実際の投稿事例とともにご紹介します。
PR効果を高めたいと思っている方は、この機会に理解しておきましょう。
ハッシュタグとは
「#(ハッシュタグ)」とは、Instagramの投稿において、キャプション(テキスト)欄やコメント欄に入力するキーワードのことです。
美容系のハッシュタグであれば、「#スキンケア」「#美容」「#コスメ」などが一例として挙げられるでしょう。
ハッシュタグには、投稿内容を端的に表したり、投稿者の趣味嗜好を表現したりする役割があり、Instagramユーザーの多くが使用しています。
また、ハッシュタグは検索にも使えるため、ユーザーはハッシュタグをフォローするなどして、好きなものや欲しい商品の情報を得ています。
ユーザーの反応を測る指標にもなる
さらに、ハッシュタグはInstagramマーケティングの効果測定においても役立ちます。
例えば、新ブランドのPR投稿において「#○○(新ブランド名)」というハッシュタグを作成・使用した場合、そのハッシュタグの使用回数が一定期間で急増すれば、見込み客もある程度増加したと考えられるでしょう。
ハッシュタグは、【投稿者自身/投稿を閲覧するユーザー/PRを実施する企業】のいずれにとってもメリットがあると言えます。
ハッシュタグの効果的な活用方法
ハッシュタグを使用したほうが良いとわかってはいても、どういったハッシュタグを投稿に用いれば良いのか迷う場合もあると思います。
ハッシュタグ検索窓にキーワードを入れると、関連のあるハッシュタグとその投稿件数が表示されるため、基本的にはその中から選ぶと良いでしょう。
そのうえで、以下の3点を意識してみてください。
- PRのターゲットとなるユーザーに人気のハッシュタグを選ぶ
- ビッグワード/ミドルワード/スモールワードのハッシュタグをそれぞれ選ぶ
- ブランドのハッシュタグを新たに制作する
(1)については、「#〇〇好きと繋がりたい」「#〇〇マニア」など、仲間探しに用いられるタグがおすすめです。
(2)のビッグ・ミドル・スモールワードとは、それぞれ投稿数の多さを指しています。
先ほどご紹介した美容系のハッシュタグを例に用いると、「#スキンケア」はビッグワード、「#乾燥肌スキンケア」はミドルワード、「#(具体的なスキンケア商品名)」がスモールワードとなります。
これらをバランス良く用いることで、認知拡大と見込み客の獲得を同時に目指すことができます。
その際に、(3)のように新しいハッシュタグを制作しても良いでしょう。
ハッシュタグの数に制限はありませんが、あまりにも数が多いとそちらに目がいってしまい、投稿そのものの印象が薄れてしまうため注意してください。
インフルエンサーのハッシュタグ活用事例
最後に、Castbookで実施した2つのPR投稿をご紹介します。
どちらの事例も、PRする商品・サービスに関連した効果的なハッシュタグを用いています。
【事例1】
COFFRET D’OR(コフレドール)の新作ファンデーションをPRした、インフルエンサーのYURI(@yuri_yoga.727)さん。
こちらのPR投稿では、ビッグワードからスモールワードまで、計22個のハッシュタグを活用しています。
ポイントとしては、キャプション(テキスト)欄とコメント欄に分けてハッシュタグをつけている点です。
ハッシュタグの多さでキャプション欄が乱雑になることを防ぐ効果があると考えられるでしょう。
投稿全体のバランスにもよりますが、ユーザーが「見にくい」と感じない工夫が必要です。
【事例2】
ジニーキンダーのおもちゃシェアリングサービスをPRした、インフルエンサーの関口未来(@miki.sekiguchi)さん。
こちらのPR投稿では、計23個のハッシュタグを活用しています。
「#〇〇好きと繋がりたい」といったコミュニティに強いハッシュタグを用いつつ、一つずつ改行して記載しています。
先ほどの事例のようにコメント欄を活用しない場合には、このように改行してあるとユーザーは見やすい印象を受けるでしょう。
Instagramのハッシュタグは重要
Instagramにおけるマーケティング施策では、ハッシュタグの活用は必須と言って良いものです。
今回は、ハッシュタグの効果的な活用方法を、実際の投稿事例とともにご紹介しました。
今後の投稿でぜひ実践していただき、PR効果を高めていきましょう。