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TikTokをPRに活用!インフルエンサーマーケティングを行うメリット・注意点

TikTokについて、「中高生に人気のツール」というイメージを持っている方が多いかもしれません。

しかし最近では、ビジネスシーンなどでも幅広くTikTokが活用されています。TikTokをうまく活用できれば、効果的なPR施策を実現可能です。

そこで今回は、TikTokの概要や特徴をあらためて確認するとともに、TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリットや注意点をご紹介するので、参考にしてください。

TikTokのPR案件を受けるメリット・注意点・コツを解説!【インフルエンサー向け】TikTokは、15~60秒程度の短時間動画を投稿できる、スマートフォン向け動画共有サービスです。 TikTokでは、Instagra...

TikTokとは?

TikTokとは、15~60秒ほどの短い動画を作成・投稿できる、スマートフォン向けの動画共有サービスのことです。
アプリ(サービス)内で動画の速さを調節したり、BGMやフィルターを使ったりして、誰でも簡単にユニークな動画を作れます。
また、顔の輪郭を細くする・肌を滑らかにするなどの“盛れる”機能も充実しているのが特徴です。

TikTokの運営会社はByteDance(バイトダンス)株式会社で、ライフスタイルアプリ「Lemon8」も運営しています。
Lemon8については、以下の記事をご覧ください。

話題のSNSアプリLemon8(レモンエイト)とは?使い方などを解説!女性を中心に人気を集めている「Lemon8(レモンエイト)」。 「名前は聞いたことがあるけど、どんなSNSなの?」「使ってみたいけど、...

TikTokユーザーの年齢層

TikTokのメインターゲットは、従来は10・20代の若年層でした。
特に、10代女性の利用率は50%を超えているというデータもあります。

しかし注目すべきなのが、2021年時点でのTikTokユーザーの平均年齢は34歳で、特に30・40代の男性ユーザーが増加傾向にある点です。
このことから、TikTokでPR施策を実施する場合、幅広い層をターゲットとして設定できるようになったといえるでしょう。

TikTok上には多くのインフルエンサーがいる

2018年にアプリダウンロード数で世界一になったことがあるほど流行しているTikTokには、ユーザーへの影響力が高いインフルエンサーが多くいます。
そのため、インフルエンサーにPRの依頼をする、すなわちインフルエンサーマーケティングを実施することで、ブランドや商品の認知度を飛躍的に向上させることも可能です。

TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリット

ここでは、TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリットについて見ていきましょう。

多くのユーザーの目にとまる可能性が高い

TikTokでは、アカウントではなく動画そのものを評価するアルゴリズムが採用されています。
そのため、フォロワー数にかかわらず、質が良い動画だと判断されれば、情報拡散力が高まるのが特徴です。

良い動画と判断される条件は、次のとおりです。

• 長期間視聴されていること
• 最後まで視聴される確率が高いこと
• 繰り返し見られていること
• いいねやコメントなどのリアクションが多いこと
• 視聴後にユーザーが購買に結びつく行動をしていること

これらの条件を意識して動画を制作すれば、多くのユーザーに情報を届けやすくなるでしょう。

購入につなげやすい

TikTokユーザーは、動画で紹介されたものの購入に積極的であるとの調査結果があります。
したがって、興味を引く商品やサービスがユーザーの目にとまれば、TikTokから購入・契約へとつなげやすくなります。
なかでも、アパレル・美容・飲食などの業界は、TikTokユーザーとの相性が良いでしょう。

海外ユーザーにもコンテンツを届けられる

世界中でアプリがダウンロードされていることからわかるとおり、海外にもTikTokユーザーは多くいます。
世界全体の利用者は、2022年中に15億人に達すると予想されているほどです。

また、TikTokで投稿した動画が話題になると、Twitterなど他のSNSでも拡散されていきます。
TikTokをうまく活用すれば、海外ユーザーにも訴求できる機会が増えるでしょう。

TikTokでインフルエンサーマーケティングを行う際の注意点

TikTokでインフルエンサーマーケティングを行う際には、次の2点に注意しなければなりません。

• 著作権侵害に気を付ける
• 投稿前には複数人でチェックする

それぞれの注意点について、以下で確認していきましょう。

著作権侵害に気を付ける

TikTokの特徴の一つにBGMがつけられることが挙げられますが、楽曲には著作権があることを忘れてはなりません。
流行している楽曲だからといって無断で使用すると、著作権侵害となってしまいます。

TikTokはJASRACと包括提携しており、公式に提供している楽曲なら問題ないため、BGMをつける場合は動画作成画面上部の「楽曲を選ぶ」の中から選択しましょう。
なお、自社で作成した完全オリジナル楽曲を使う分には問題ありません。

投稿前には複数人でチェックする

TikTokは、情報拡散力が高い分、炎上リスクも大きいデメリットがあります。
TikTokだけでなく、他のSNSにも拡散されて被害がどんどん広がる可能性があるため、注意が必要です。
インフルエンサーに投稿内容を任せる場合でも、最終的に動画を投稿する際は、ユーザーを不快に感じさせる要素がないかなど必ず複数人でチェックしてください。

まとめ

TikTokとは、誰でも簡単に短尺の動画を作成・投稿できる、動画共有サービスのことです。
TikTokユーザーの年齢層は徐々に変化しており、現在では10代~40代を中心に幅広い層がTikTokを活用しています。

そんなTikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリットは、次の3点です。

• 多くのユーザーの目にとまる可能性が高い
• 購入につなげやすい
• 海外ユーザーにもコンテンツを届けられる

ただし、インフルエンサーマーケティングを行う際には、著作権侵害や炎上リスクには注意しなければなりません。

TikTokは、他のSNSと比べると参入している競合企業がまだ多くないといえるでしょう。
この機会に、TikTokでのPR施策を始め、他社との差別化を測ってみてはいかがでしょうか。

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