インテル社やマイクロソフト社などの有名企業をはじめ、近年、SNSを活用するBtoB企業が増えています。なかでも、BtoB企業にとってInstagramの活用は効果的です。
この記事では、BtoB企業がInstagramを活用するメリットやポイントについて解説します。これからSNS運用を始めようと検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
BtoB企業がInstagramを活用するメリット
BtoB企業がInstagramを活用するメリットは、大きく分けて3つあります。
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
(1)認知拡大のきっかけを得られる
BtoB企業は、BtoC企業と比べて消費者とのつながりを持ちにくい傾向があります。
しかし、Instagramを活用すれば、企業の存在やビジネス、商材などを多くの消費者に知ってもらうことができるでしょう。
ハッシュタグを効果的に使用するなどInstagramの活用方法によっては、認知を大幅に拡大することも可能です。
BtoB企業も商品やサービスの取引を決定するのはあくまで「人」であるため、Instagramを通じた認知拡大は大きなメリットになります。
(2)ブランディングによるイメージ向上が狙える
Instagramの投稿は写真がメインとなるため、視覚的な訴求によってブランディングをしやすい特長があります。
企業アカウントの認知が拡大し、企業の価値観や世界観に対する人気が高まれば、企業へのイメージも向上するでしょう。
また、企業理念や企業活動、従業員の働き方などを投稿すれば、「採用ブランディング」にもつながります。
すなわち、企業イメージを向上させつつ企業の内部をオープンにすることで、より良い人材の獲得が目指せるようになるのです。
(3)インフルエンサーマーケティングができる
BtoB企業のInstagram活用方法は、社内の担当者が投稿を続けるだけではありません。
インフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングもまた、大きな効果をもたらします。
BtoB企業がインフルエンサーを起用すべき理由については、以下の記事をご覧ください。
BtoB企業がInstagramを活用する際のポイント
BtoB企業にとってメリットの多いInstagram運用ですが、いくつか知っておくべきポイントがあります。
こちらも併せて押さえておきましょう。
ターゲットを明確にする
BtoC企業に比べ、BtoB企業のSNS運用のターゲットは曖昧になりがちです。
ターゲットが曖昧だと、認知は拡大できてもそれだけで終わってしまう可能性があります。
Instagramアカウントを作成し運用を始める前に、どのような人に情報を届けたいのかを明確にしましょう。
投稿内容を工夫する
明確になったターゲットに合わせ、投稿内容にも工夫が必要です。
現在ではInstagramを活用するBtoB企業も多く、他社との差別化が難しくなってきています。
ターゲットが視覚的に楽しめる内容をベースに、ハッシュタグやストーリーズなども活用しながら自社らしさの出る内容を模索していきましょう。
自社の従業員の個性を出すのもよい
Instagramの企業アカウントでは、「企業として」の投稿をするのが一般的です。
しかし、あえて「従業員として」の投稿をするのも興味を持たれやすい方法といえるでしょう。
従業員自身の感性に基づいた投稿を繰り返すことで、いわゆる「中の人」として従業員自身がインフルエンサー化するケースもあります。
まとめ
BtoB企業がInstagramを活用するメリットには、以下の3つがあります。
- 認知拡大のきっかけを得られる
- ブランディングによるイメージ向上が狙える
- インフルエンサーマーケティングができる
Instagramを活用する際のポイントを踏まえ、効果的な運用を目指しましょう。